2013年上半期ライトノベルツイッター杯 結果まとめ!

※初めに、本企画は便宜上、ランキングの形式を取っていますが、順位がその作品の良し悪しを決定しているわけではありません。

新規部門


◯20票
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(GA文庫
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (GA文庫)


◯16票
灰と幻想のグリムガル』(OVL文庫)
灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ (オーバーラップ文庫)


◯14票
『俺が生きる意味』(ガガガ文庫
俺が生きる意味 (1) (ガガガ文庫)


◯12票
明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。』(電撃文庫
明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。 (電撃文庫)


◯11票
クロックワーク・プラネット』(講談社ラノベ文庫
クロックワーク・プラネット1 (講談社ラノベ文庫)
『四百二十連敗ガール』(ファミ通文庫
四百二十連敗ガール (ファミ通文庫)
『氷の国のアマリリス』(電撃文庫
氷の国のアマリリス (電撃文庫)


これ以降の新規部門の作品はこちら→http://togetter.com/li/539052

総括

■投票総人数:177名

■総投票数:931票
(既存:543+新規:388)

■総作品数:271作品
(既存:159+新規:112)

※発表中の皆様の反応まとめはこちら→http://togetter.com/li/539129

コメントまとめ

※今回のラノツイより皆様から作品に対する「コメント」を募集しました。発表時だけ公開するのは勿体無いと感じたため、投稿者の名前を伏せてこちらに公開いたします。勝手な判断で申し訳ありませんが、問題等ありましたら公式アカウントまでリプライないしDMをお願いします。

〜新規部門〜
○『アーマード・マーメイド』
【コメント】アーマード・マーメイド。「ひめぱら」でエロコメ作家イメージが強くなった風見周先生の放つ、正当派近未来SFスポ根(?)ラブコメ!面白かったのに2巻打ち切りが悲しすぎたので…。

○『この世界がゲームだと俺だけが知っている』
【コメント】「この世界がゲームだと俺だけが知っている」SAO路線とは全くの別物。「ゲーム的な楽しさ」を追体験させることにここまで特化した作品を他に知らない。仕様を悪用して序盤から強装備を手に入れたり、○○道場で効率よく稼ぐ楽しさが「小説で」味わえる貴重な一冊

○『バーガント反英雄譚』
【コメント】「大陸最強騎士として君臨するロリ」というワードに心を引かれたアナタに『バーガント反英雄譚』。

○『ノノメメ、ハートブレイク』
【コメント】面白い作品は数あれど、コメントを残したいのはというとノノメメ、ハートブレイク。 なぜなら私が良いと思った所は、読まないと分からない空気感みたいな所だからです。テンポなのか台詞回しなのか、良質なコメディ漫画を読んでいるかのよう。なかなかこの空気は出ない

○『ライトノベルは好きですか?ようこそ!ラノベ研究会』
【コメント】ライトノベルは好きですか?はラノベの定義や歴史を濃いラノベ好きが語り合うお話です。是非作中のキャラが語るラノベ論を「いや、そこはちげーよ!」と突っ込みながら読んでください。・・・1500円しますけど。

○『僕の学園生活はまだ始まったばかりだ!』
【コメント】「僕の学園生活はまだ始まったばかりだ!」は、流れるような一人称の垂れ流しと溢れんばかりに詰め込まれたネタに病み付きになる小説です。読んでいる間じゅう笑いの発作が起こって大変でした。これを読めたことが2013年上半期最大の収穫です。コペルニクス

○『最果ての東』
【コメント】『最果ての東』 「イラストを含め、近年稀に見る硬派な作品だった。曲者揃いのキャラの魅力もさることながら『吸血鬼』となった人類との過酷な戦いの中で、未熟な主人公リアンが先輩のジョニーに『最初から一人でなんでもできると思うな』と窘められるシーンが印象深い」

○『ミス・ファーブルの蟲ノ荒園』
【コメント】ミスファーブルの蟲ノ荒園は蟲という要素で忌避するにはあまりにももったいないタイトル.私達が住む世界と作品の世界の混ざり方,「空気」の創り方の絶妙さと,敵と主人公側の信念のぶつかり合いが読者の血の巡りの良さを引き起こす事間違いなし.今後にも期待したい.

○『アリス・リローデッド』
【コメント】ハードな西部劇とアホ娘コメディ路線との反復横跳びが堪らんよ! あと、アゴンロジ、穿いていない。アゴンロジ、穿いていない。

○『失恋探偵ももせ』
【コメント】失恋と恋は紙一重である。心に溢れるものが少しでもあるならばこれを読めばいいと思う。『失恋探偵ももせ』

○『安達としまむら
【コメント】安達としまむら:今期で推すならこの1冊。しっかりがっつり百合しててとても良かった作品です。

○『灰と幻想のグリムガル』『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』…etc
【コメント】成長速度がチートレベルの「ダンジョンに〜」と牛歩のごとき「灰と幻想の〜」の対比が面白い。また「未完少女〜」と「うちのメイド〜」はどちらも別な角度からきちんとクトゥルフしていて好感触。


〜既存部門〜

○『オレを二つ名で呼ばないで!』
【コメント】「オレを二つ名で呼ばないで!」学園もの異能バトルの王道を行く作品だと思います。学校で異能をいろんな競技に使えたら楽しいだろうなあという要素がいっぱいです!

○『ガブリエラ戦記』
【コメント】『ガブリエラ戦記』……第2期まで続いて、最後の後日談が短編集に半分冊されて無事に大団円を迎えれて良かったです! ヒロインを次世代に変更して続きをやるか、過去の伝説(主人公のお母様)を紐解く物語も新たに紡げそうですね。イラストも可愛くて大好きです〜

○『RAIL WARS! -日本國有鉄道公安隊-』
【コメント】RAIL WARSの悪文と誤字の多さは尋常じゃないレベル。しかしそれを差し引いても充分面白い。

○『覇道鋼鉄テッカイオー』
【コメント】テッカイオー:ロボモノスキーとしては非常に続きが楽しみな作品。設定見て1巻当時はイロモノと思って買ったけどこんなに熱い話とは思ってなかった。

○『魔術師スカンクシリーズ』
【コメント】一年の沈黙を破り世に放たれた江波光則の初のシリーズものが「魔術師スカンクシリーズ」。ガガガ時代からグレードアップした暴力性とどうしようもなさと文学性が炸裂する、稀代の犯罪小説にして青春小説。

○『VS!!』
【コメント】「VS!!」 悪の組織の戦闘員としていかに正義の味方を倒すか。あっという間の3巻完結でしたが1巻からの盛り上がりと疾走感のままの素晴らしいフィナーレでした。こんなに熱くなれた作品はなかなかないです。

○『新生徒会の一存
【コメント】このシリーズで久々に笑いました。新生徒会になっても面白かったです!

○『ココロコネクト
【コメント】 『ココロコネクト』は文研部内部から外部へとスケールが拡大しながらも、人と人との関わり合いというテーマを最後まで貫いた。地の文の説教臭さ等、好きになれない部分も多かったが、見事に完結させたことに最大級の賛辞を贈りたい。

【コメント】ココロコネクトは最初から最後まで愛と青春の物語でした。不器用さこそが愛と青春のすべてなのかもしれない、と改めて教えてもらえた気がします。文研部のみんな、文研部以外のすべての登場人物にも幸あれ!

○『スカイ・ワールド
【コメント】スカイ・ワールドのどんどん拡張されていく舞台背景がすばら!です。

○『瑠璃色にボケた日常』
【コメント】「瑠璃色にボケた日常」会話のテンポ、ボケツッコミの軽快さが好感。お笑い第一のヒロインに夢中

○『魔法少女育成計画
【コメント】魔法少女育成計画はシリーズ通して絶望に叩き落され過酷な運命を強いられる少女らが、僅かな希望に手を伸ばす様に胸うたれる。長編で描かれなかった幕間や前・後日譚からこれらが強く補強され、より深みのあるシリーズになった。